1月も終わりが見えてきて、コンビニに節分のお面が並ぶ時期になりましたね^^
この時期になると、東京ではちらほら梅の花が咲き始めます。

梅の花を見ると毎年思うことは、そう、梅酒作りです v( ̄ー ̄)v
ここ数年義姉の畑から、梅の実を貰ってきて作っています。

採りに行くタイミングを間違えると、近所の人に取られてしまってほとんどなくなってしまうんです^^;
だから花が咲くと、忘れないように採りにいかないとと、毎年思い出します(笑)

採れなかったときは、スーパーで梅を買ってきて作るようにして、失敗を何度かやって、ようやくまともな梅酒ができるようになってきました。

ということで、備忘録も含めて梅酒の作り方と時期について失敗例もあわせてご紹介したいと思います。


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自家製梅酒の作り方

自家製の梅酒は、比較的簡単にできるんですよね。
だから材料さえ揃えれば、誰でも美味しい自分だけの梅酒を作ることができます。

ただ、いつでも作れるというわけではないので、まず梅酒作りの時期について説明します。

梅酒を作る時期

梅酒はいつでも作れるわけではない理由は、梅の実があるときしか作れないからです。
もちろんスーパーなどで買ってきて、冷凍保存しておけば作る時期はずらせますけどね。

スーパーの店頭に並ぶのはいつかと言うと、大体5月~6月になります。
冒頭でもご紹介しましたが、梅の花が咲き始めるのは2月頃からで、3か月くらいすると実がなってきます。

自分で収穫する場合は、地域によって気温も違うので多少時期はずれると思いますが、東京の場合GW明けに採りに行ったらちょっと早かったです。
かといって、6月中過ぎだともうおこぼれしかない状態でした。

なので、東京の場合は5月下旬から6月上旬を目安にしてもらえれば、良い梅が取れると思います^^

自家製梅酒の材料

梅の実を確保できたら、次に自家製梅酒の材料をご紹介します。

  • 青梅:1キロ
  • 氷砂糖:500グラム(お好みで1キロまでOK)
  • ホワイトリカー:35度を1.8リットル(1パック)
  • 果実酒用の瓶:5リットルくらいで密閉できるもの
  • 爪楊枝or竹串:作業する人数分

青梅

スーパーで買うにしても、私のように採るにしても、傷がないものを選んでください。
傷があるとにごりやすくなってしまいます。

あと、スーパーで買うときは、材料をすべてまとめて買ってすぐに作ってください。
梅は青い梅を使いますが、常温で放置してしまうとこんな感じに数日で熟してきちゃいます (*>▽<)o キャー!

氷砂糖

甘い方がお好みの場合、青梅と同量の1キロくらいまでOKです。
我が家は甘い方が好きなので、梅と同じ量の氷砂糖を使っています^^

氷砂糖以外の、黒砂糖などを使ってもいいみたいですが、特別に理由がなければはじめは反抗せず氷砂糖にしましょう。

氷砂糖は、砂糖としての純度が高く、クセもないので使いやすいんです。

逆に黒砂糖の場合は甘さが控えめのため、ポイントがズレてきます。
普通の砂糖だとすぐに溶けてしまうので、梅の成分が出てくる速さとのバランスが悪いと言います。

ホワイトリカー

初めて作るときはお酒もホワイトリカーをおすすめします。
写真にあるように、果実酒用に売っていますので、これの35度を買っておけば間違いないです。

最近ではいい焼酎などを使って作るのも流行ってきているみたいですが、焼酎の癖などがあるので、梅酒の香りが変わってしまうこともあります。

何度か作ってみて、慣れてきたら色々試してみるのは楽しいかもしれませんね^^

また、20度以下のお酒は、果実酒でも法律で作ることは禁止されているので気を付けてください。
それに、あまり度数が低いと熟成されにくく、梅の成分も抽出されにくいようです。

無難に35度を使う方がイイですね(笑)

果実酒用の瓶

かわいいビンなどでももちろんOKですが、初めて作る場合で、他の材料とまとめて果実酒用の瓶をスーパーで買った方が全然楽です(笑)

こんな専用のビンなら、スーパーやホームセンターで普通に売ってます^^

ちなみにこの大きさで5リットルです。

爪楊枝or竹串

梅の実のヘタをとるのに使います。
1キロ分一人でやるのはかなりしんどいので、何人かで手分けしてやりましょう^^

金属製のものは梅と相性が悪いみたいなので、フォークなどは使わない方がイイみたいです。
竹串か爪楊枝くらいなら家にあると思うので、そっちを使ってください。

梅酒の作り方の手順

自家製梅酒の作り方ですが、わかりやすい動画があったので、これも参考にしてみてください。

ビンをキレイにする

熱湯で回すように消毒します。
その際やけどしないように気を付けてくださいね。

洗ったら、ビンをさかさまにしてしっかり乾かします。
水気が残っていると、カビの原因になるので完全に乾燥させましょう。

青梅を洗う

冷水でしっかり流した後、青梅の場合は2時間くらいはアク抜きします。

熟しかけている梅や、冷凍梅を解凍して使う場合はアク抜きの必要はありません。

水分を取って干す

キッチンペーパーなどでしっかり水分を拭き取ります。
水分が残っているとカビの原因になります。

冷凍の梅を解凍して使う場合は、柔らかくなっているので、つぶれないように注意してください。

梅のヘタを取る

竹串か爪楊枝で梅のヘタを取ります。
爪楊枝の場合折れやすいので、気を付けてください。

面倒な作業なので、何人かでやったほうが良いですね。
お子さんがいる場合は、興味を持ってくれるので、積極的にやってくれますよ(笑)

梅と氷砂糖を交互に入れる

梅を1段分入れて、上から氷砂糖を隙間を埋めながら載せていきます。
氷砂糖を入れたら、また梅を1段入れてから氷砂糖を追加します。

交互に入れていきますが、漬けた後翌日には氷砂糖は沈んでいくので、そんなに神経質にならなくても大丈夫です。

ホワイトリカーを入れる

最後にホワイトリカーをドバっと入れて終わりです。

動画では4リットル瓶を使っていますが、氷砂糖の量が多いとギリギリになります。
ビンは5リットルあると安心ですね^^

冷暗所で寝かす

全部つけ終わったら、保存してできるのを待つだけです v( ̄ー ̄)v
ちなみに冷蔵庫はNGです。

3か月程度から飲めますが、半年くらい寝かせておくと、梅の風味が出てきます。
私はしっかりつけておきたい派なので、1年半はつけています v( ̄ー ̄)v

ただ、長くつけすぎると、梅が崩れてきて濁ってきちゃいます^^;
おすすめとしては、1年から1年半くらい梅を入れたまま寝かせておく感じです。


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よくある失敗例と注意点のまとめ

初めて自家製の梅酒を作り始めてから、何度か色々な失敗をやらかしたので注意点をお伝えしますね。

梅にカビが生える

スーパーで梅を買ってきたら、材料をまとめて用意していると思うので、すぐ作ると思います。
私の場合は採ってきた梅を使っているので、洗ってからしばらく干していました。

洗ってから、梅を拭かずにざるに移してから室内で干していたら、見事にカビが生えてしまいましたorz

梅は洗ったらすぐにキッチンペーパーなどで拭いて、そのまますぐに漬けてしまいましょう。

青梅は常温で放置しない

上にある写真のように、採ってきたときは青々としていた梅が、すぐに漬けないで置いておいたら黄色く熟してきました。

熟してしまっても、ある程度問題ないと思いますが、崩れやすかったので、あまり放置しないでこれもすぐに漬けてしまった方がイイと思います。

梅の実がなる時期を逃さない

私にとってはこれが一番重要でした。

スーパーで青梅を買って作るならいいんですが、採ってくるなら時期が重要です。

庭先の梅を使うならいいんですが、私の場合は遠方なのでタイミングがわからず何度も逃しました。
そのため、傷物の梅まで採ってきて使うしかない事態に・・

気温で多少ずれますので、これを逃さないように気を付けてくださいね。
出来るだけ大きな青い、傷の無いものを選びましょう^^

まとめ

自家製梅酒は、材料さえちゃんと揃えば、割と簡単に作れてしまいます。

今回は、本当に基本的な材料と作り方をご紹介させていただいています。
慣れてきたら、お酒を日本酒やブランデーに替えてみたり、梅の種類にこだわってみたり、色々アレンジしてみてもいいですね^^

寝かせる期間ですが、梅を入れっぱなしにしてもいいみたいですが、私の場合は1年から1年半寝かせた後、ペットボトルへ移して保存しています。

採ってきた梅はスーパーの梅より傷があるからか、濁りやすいので、念のため毎回こしてから保存するようにしているんです。
もちろんその時は、わからなくならないように、ガムテープに年月日を書いておきます。

祖母の家では私が子供の頃から毎年作っていて、送ってきてくれました。
大学に入ってお酒が飲めるようになってからは、楽しみにしていました。

10年くらい寝かせた梅酒は、本当においしかったですよ^^

貰っていた自家製の梅酒を、大人になると自分で作れるようになるんだから楽しいですね^^

では、今回はこの辺で。
頑張って美味しい梅酒を作ってくださいね!